タイで推奨される予防接種・ワクチン (小児)

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お子さまの予防接種をご希望の方へ

日本とタイでは定期予防接種の種類やスケジュールが異なります。
出産された国も、渡航時期などが各家族さまで異なりますので、丁寧にしっかり状況をお聞きした後に、接種のスケジュールをお伝えいたします。

取り扱いワクチンと接種スケジュールの目安

    • 接種のスケジュールは、ワクチンの種類、それまでの接種履歴、年齢などによって異なりますので目安としてご参考ください。
    • どの小児科医も日本とタイのワクチンスケジュールについて詳しい知識があります。母子手帳を持参頂き、受診時に医師にご相談ください。
    • 基本的なワクチンは在庫のご用意がございますので、ご予約なしにご来院いただいても、対応可能です。(黄熱病ワクチン・コロナワクチン除く)
    • BCG  
      1回接種。 誕生時 
    • B型肝炎  
      3回接種。 誕生時、1-2ヶ月、6ヶ月
    • ヒブHib (インフルエンザ菌b型)  
      4回接種。 2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月、18ヶ月
    • DTaP (ジフテリア、破傷風、百日咳)  
      6回接種。 2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月、18ヶ月、4-6歳、10-16歳
    • ポリオ (IPV) 
      5回接種。 2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月、18ヶ月、4-6歳
    • 日本脳炎  
      2回接種。 1歳から。3-12ヶ月間隔で追加接種(メーカーによる)
    • MMR (はしか、おたふく風邪、風疹) 
      2回接種。 12ヶ月、2歳半-6歳
    • みずぼうそう  
      2回接種。 12ヶ月、2歳半-6歳
    • A型肝炎  
      2回接種。13ヶ月から6-12ヶ月間隔で2回接種
    • 肺炎球菌  
      4回接種。 2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月、12-18ヶ月
    • ロタウイルス  
      3回接種。 2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月 生後15週までに接種開始し、8ヶ月までに接種を完了させる
    • ヒトパピローマウイルス (子宮頸がん) 
      2回接種。 9-15歳で2回接種
    • インフルエンザ  
      生後6ヶ月から年に1回。初回のみ1ヶ月間隔で2回の接種が必須
    • チフス  
      担当医にご相談ください
    • 狂犬病  
      担当医にご相談ください

    ※1 タイでは三種混合ワクチンをブースターとして単回接種することが多いです。
    ※2 ワクチン接種をしていても、狂犬病を否定できない動物に咬まれた場合には、再度ワクチン接種が必要となりますので、必ず病院をご受診してください。

    ワクチンパッケージ  ※こちらの料金は事前の予告なしに変更されることがあります。



    薬剤

    薬剤名
    インフルエンザ Vaxigrip Tetra
    FluarixTetra
    A型肝炎 Avaxim
    Havirix
    Vaqta
    B型肝炎 Engerix
    A,B型肝炎混合 Twinrix
    破傷風 Tetanus Toxiod
    Boostrix
    BCG BCG

    ポリオ

    IPV

    Boostrix

    Priorix PRTC

    ジフテリア

    Tetanus Toxoid Inj (BIO-TT) 

    ジフテリア、破傷風

    Diphtheria/Tetanus

    百日せき、破傷風、ジフテリア

    DTaP

    Adacel

    BoostaGEN

    ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ

    Infanrix IPV

    Tetraxim (DTaPtIPV) 

    ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ、インフルエンザ菌 b 型(Hib)

    INFanrix IPVtHib

    Pentaxim Vaccine (Dtap/Ipv/Hib) 

    INFANRIX-IPV+Hib 

    ジフテリア、破傷風、百日咳、B型肝炎、ポリオ、インフルエンザ菌b型

    Hexaxim

    ロタウイルス

    Rotarix (ORAL SUSPENSION) 

    RotaTeQ VacCIne

    狂犬病 Verorab
    Speeda
    日本脳炎 Imojev
    CD Jevax
    風疹、はしか、
    おたふくかぜ

    M.M.R 

    Proquad

    水ぼうそう

    Varlvax

    腸チフス Typhim
    デング熱 QDENGA
    肺炎球菌 Pneumovax 23

    Prevnar 13

    SynFLORIX
    子宮頸がん
    ワクチン
    Gardsil 9

      受診方法について

      受診方法

      ご予約なしで予防接種を
      受けていただくことが可能です。

      お持ちいただくもの

      ※医師の診断時に必要となりますので、過去の予防接種記録を必ずお持ちいただくことをお願いしています。記録が分からない場合には、抗体を調べる血液検査などが必要になる場合があります。

      問診時には以下をお聞きしますのでご協力お願いいたします。

      ワクチンは決められた期間内に必要な回数を接種することで、病気に対する抗体が効果的に作られます。医師がこれまでの接種履歴を確認する必要があるので、接種記録は必ずご持参ください。また、タイと日本では、同じ病気の予防ワクチンでも、種類が異なることがございます。種類によっては、接種回数等に違いがある場合があります。

      • 希望ワクチン
      • これまでの接種履歴
      • 最後に接種したワクチン名と日付
      • 持病の有無
      • 薬に対するアレルギーの有無

      以下の場合予防接種ができないことがあります。

      症状の悪化や合併症の発生を防ぐため、また効果的に抗体を作る観点から、以下のケースはワクチン接種を避けなければならない場合があります。接種前に必ず医師とご相談ください。

      • 高熱がある場合
      • 持病をお持ちの場合
      • 他院でワクチンを接種中の方

      よくあるご質問

      ワクチンに関する「よくある質問」はこちらをご覧ください。

      • 予防接種を受けたいのですが。

      • 電話やメールで薬の依頼はできますか?

        電話やメールでの処方はできません。外来をご受診ください。

      • 日本と同じ薬はありますか?

        商品名がちがっても成分の同じお薬がほとんど揃っています。医師に日本で服用していた商品名をお伝えください。

      • 薬が多過ぎる。

        薬が多いと思われる方は医師にご相談ください。また、他の医療機関に受診し、薬の処方を受けている方は、医師に服用中の薬についてお伝えください。

      • タイの薬は強いのでは?

        たとえば同じ一錠の薬でも、日本の一錠と比較すると高配合量なものが多いので、ききめが強いと感じる方が多いようです。心配な方は医師にお伝えください。

      • タイで破傷風の予防接種は必要ですか?

        タイに長期滞在のご予定がある方は接種を推奨します。「タイで推奨される接種すべきワクチンとその理由」のページを御覧ください。

      • タイに入国するには狂犬病ワクチンは必要ですか?

        タイに長期滞在のご予定がある方は接種を推奨します。詳しくは「タイで推奨される接種すべきワクチンとは」のページを御覧ください。

      • 長期タイに行く前に打つべきワクチンは?

        A型肝炎B型肝炎、破傷風、(狂犬病)、(日本脳炎)が推奨されます。詳しくは

        「タイで接種が推奨されるワクチンとは」のページを御覧ください。

      • タイに旅行に行きます。必要な予防接種はありますか?

        どのくらいの期間ご旅行されるかで、推奨されるワクチンが異なります。詳しくはタイで推奨される接種すべきワクチンとその理由のページを御覧ください。

      • タイと日本の予防接種の違いは何ですか?

        小児は定期予防接種のスケジュールが日本と異なるため、タイで推奨される予防接種・ワクチン(小児)をご確認ください。

      • 日本で子どもの予防接種が途中です。タイでも引き続き接種可能ですか?

        引き続き接種可能です。スケジュールについては外来で担当医とご相談ください。一般的なタイでの接種スケジュールについてはタイで推奨される予防接種・ワクチン(小児)をご参照ください。

      • 子宮頸がんワクチンは9歳と15歳で接種するのは何が違いますか?

        まだHPVに感染していない初交前に接種することが最も重要です。接種の第一推奨年齢は10~14歳とされていますが、性交渉未経験の女性では14歳までの女性と同じく高いワクチン効果が見込まれます。

      • 子宮頸がんワクチンは、性交済みですが接種した方が良いですか?

        ワクチンに含まれる型の中で、すでに感染している型に対する治療的効果は全くありませんが、まだ感染していない方の将来の感染を予防することはできます。その点で接種する価値はあるため、希望があれば接種していただけます。

      • 予防接種に保険は使えますか?

        ご契約いただいている保険会社にお問い合わせください。

      • インフルエンザワクチンの予約は必要ですか?どこに行けばいいでしょうか。

        すべての予防接種は予約不要です。(黄熱ワクチンを除く)日本人医療センタービル2階(健診センター)へ直接お越しください。(9時-14時 / 毎日)感染症専門医とのワクチンのご相談があるようでしたらご予約をお勧めします。

        インフルエンザについてのお知らせは北半球型インフルエンザワクチン接種のご案内を御覧ください。

      • タイでデング熱ワクチンの接種は可能ですか?

        世界保健機関(WHO)は武田薬品が開発したデング熱ワクチン「QDENGA(キューデンガ)」について、デング熱が大規模流行している地域で子どもへの接種を推奨すると発表しました。タイでも認可され当院でも接種を始めました。

        詳しくはデング熱ワクチン(QDENGA)の接種を開始しましたを御覧ください。

      • タイで予防接種するにはいくらかかりますか?各ワクチンの費用を教えてください。

        ワクチンのスケジュール、薬剤、費用に関しましてはタイで推奨される予防接種・ワクチン(成人)の料金のページからご確認いただけます。

      • 持病の薬はありますか?

        糖尿病、高血圧、高脂血症、喘息、心臓病、リウマチ、心療内科などの薬はございます。同じ商品名の薬がなくても成分が同じ、または薬効の類似した薬剤は処方が可能です。他の病気の薬もございます。メールでの薬の有無の問い合わせ対応はしていませんので、まずは一度受診してください。受診にはお薬手帳または薬剤名・成分がわかる診断書(英語)をご持参ください。

      • 持病の薬に保険は使えますか?

        海外旅行保険では持病には保険が使用できない等の利用規約があります。ご契約内容や保険商品により保険の適用が異なりますので、適用範囲については加入されている保険会社に直接ご確認下さい。薬は来タイ前に多めに処方してもらっておくと安心です。

      ワクチンに関する
      すべての「よくある質問」

      ACCESS交通アクセス

      133 Sukhumvit 49, Klongtan Nua,Vadhana,
      Bangkok 10110

      サミティベート病院スクムビットは、スクムビット通りソイ49の中ほどに位置しています。スクムビット通り39もしくはスクムビット通り55(トンロー)からもすぐの立地です。

      ●BTSトンロー駅から:車で5分から15分
      ●BTSプロンポン駅から:車で5分から15分
      ●スワンナプーム国際空港から:車で45分から1時間30分(時間帯と道路の混み具合によります)
      ●ドンムアン国際空港から:車で45分から1時間30分(時間帯と道路の混み具合によります)

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