肺炎球菌ワクチンの接種について

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肺炎球菌

肺炎球菌性疾患は肺炎球菌による病気で、世界中に発生がみられる市中肺炎の最も一般的な原因菌です。人から人へと飛沫感染し、菌を持っている人の咳やくしゃみなどに含まれる唾液が口に入るとうつります。

感染のリスクが最も高いのは、幼児、高齢者、慢性疾患や免疫抑制のある人です。

症状

突然の発熱と倦怠感がおこります。肺炎を起こした場合には、咳や胸の痛みがおこり、血の混じった痰がでます。髄膜炎に至ると頭痛や痙攣が起こったり、首が動かしにくくなったりする場合があります。

治療

    抗生物質による治療が行われます。

    予防

    喫煙者は肺炎球菌性肺炎になりやすいことが知られていますので、健康のために禁煙をお勧めします。高齢者および慢性の病気にかかっている人は発病しやすいので、病気がうつりやすい人ごみを避けるようにしましょう。

    ワクチンの接種が効果的です。年齢に応じた正しいワクチンと正しいスケジュールで接種を行う必要があります。詳しくは医師にご相談ください。



    タイに渡航予定がありその他のワクチン(狂犬病、デング熱等)の接種もご希望の方はタイで推奨される予防接種・ワクチン(成人)をご覧ください

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