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今冬に流行が予測されるインフルエンザに対応する北半球向け4価ワクチンを入荷しました。
昨今流通しているインフルエンザワクチンは、A型株の2種類およびB型株の2種類、計4種類を用いて製造されているため「4価ワクチン」と呼ばれています。
WHOが流行を予測したA型の2株(ビクトリア株・ダーウィン株)とB型の2株(プーケット株・オーストリア株)の計4株が含まれています。
インフルエンザの流行シーズンは南半球と北半球のそれぞれ冬にあたります。タイでは冷房による乾燥や国境を越えた往来が盛んなこともあり通年流行が見られるため、当院では毎年、南半球型を6月、北半球型を10月に入荷し、年一度の接種をお勧めしています。(6か月以上の小児が初めて接種する場合は半用量を1か月間隔で2回接種)
北半球の次シーズンの流行予測の指標となる南半球のオーストラリアでは、2023年 5 月以降からインフルエンザ流行が報告されています1)。このため、2023年9月21日に発表された“日本ワクチン学会の見解”でも、今年のインフルエンザワクチン接種が強く推奨されています2)。なお、タイ国内において、今年のインフルエンザ患者数は、昨年を上回る患者数で推移しています3)。
厚生労働省は” 一般に、インフルエンザに自然感染した場合は免疫抗体を獲得し、そのため、病気の進行(発症)を軽減することは可能と考えられる。明らかにインフルエンザに罹患した者は、同シーズンにおいては、同株のワクチンを接種する必要性は乏しいと考えられる4)。” としています。
インフルエンザウイルスは変化の早いウイルスであり、毎年流行するであろうウイルスの型を予想してインフルエンザワクチンを製造しています。よって、流行期に罹患した場合は、同期のインフルエンザと同種の株である可能性が高いため、ワクチン接種の必要性は低いと考えられます。しかし、流行期ではない時期にインフルエンザに罹患した場合には、以前のウイルスの型なのか、今年のウイルスの型なのか見分けはつきません。よって、重症化を防ぐためにも、インフルエンザワクチンの接種が推奨されるでしょう。
2024年3月までの接種希望者に十分対応できる量を確保しています。
インフルエンザワクチンの接種のための予約は不要です。次項をご覧の上、ご都合の良い時に予約なしで、担当部署の受付にお越しください。
小児、成人ともにワクチン費、医師の診察費、病院使用料を含んで1本990バーツ(通常1,490バーツ)のお得なパッケージを提供しています。このインフルエンザワクチン割引パッケージでは同時に2名以上が同じ部署で接種する場合は2本目から900バーツにさらに割引きされます。
3歳以上~15歳未満 | 15歳以上 | |
受付・接種場所 |
小児科 | 内科 |
日時 | 毎日/8時~18時 | 毎日/7時~20時 |
予約 | 不要 | 不要 |
費用 | 兄弟・保護者も同時に小児科で接種する場合、1人目990バーツ、2人目以降900バーツです。 | 複数人が同時に接種する場合、1人目990バーツ、2人目以降900バーツです。 |
※この割引は2023年12月31日まで有効
※当日接種できる医師をご案内します。接種のみで、医師による診察は原則ありません。
※15歳以上の方は、日本人専用健康診断センター(毎日/8時〜14時)でも接種可能です。
※3歳未満のお子さんは、小児科医に費用等を確認の上、接種してください。
タイに渡航予定がありその他のワクチン(狂犬病、デング熱等)の接種もご希望の方はタイで推奨される予防接種・ワクチン(成人)をご覧ください