タイ・バンコクのサミティベート病院スクムビットでは新生児専門医、麻酔科医が24時間体制で待機しています。
また近年増加傾向にあるハイリスク妊娠・分娩*のケースをさらに受け入れる為に、NICU(新生児集中治療室)を最新の医療機器を備えたレベル4とし、5床に増床しました。
*多胎妊娠・持病のある方の妊娠・妊娠中に何らかの問題が出てきた方・赤ちゃんが小さめ、など。
予定より早く生まれてしまったり、体重が標準よりもかなり小さかったり、生まれつきの病気をもっていたりといった問題を抱えた赤ちゃんたちが入院するところです。新生児専門医が必要に応じて小児外科医などと連携して、24時間、365日治療にあたっています。
健康に生まれた赤ちゃんも、入院中は毎日新生児専門医が赤ちゃんの体重の増減や身体の変化をきちんと診察していきます。黄疸が強い場合は、光線療法といって青い光を赤ちゃんに浴びてもらう治療を行なうこともあります。
サミティベート病院スクムビットは、1999年にWHO(世界保健機構)とユニセフ(国連児童基金)から「赤ちゃんにやさしい病院」の認定をタイの病院としてはじめて受けました。母乳育児を成功させるために分娩後できる限り早くから母子の「肌と肌との接触・授乳(カンガルーケア)」を促進。入院中は「母子同室」で赤ちゃんの母乳を飲みたい要求に合わせて授乳を行ないます。