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タイで推奨される予防接種・ワクチン(妊婦)

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タイ 予防接種

タイに住む日本人の
安心な生活をサポート

妊娠中に接種が推奨されるワクチンには、妊婦と新生児を感染症から守るうえで重要です。タイで妊娠中に推奨される代表的なワクチンには、インフルエンザワクチン、百日咳を含む三種混合ワクチン(Tdap)、RSウイルス(RSV)ワクチンなどがあります。

接種のタイミングや必要性は、妊婦さんの体調や妊娠週数によって異なります。必ず産婦人科の主治医に相談しながら進めましょう。

タイで妊婦に推奨される主なワクチン

  1. 1. インフルエンザワクチン

  • 推奨時期

    妊娠期間中いつでも接種可能

目的

妊婦の重症化予防と、赤ちゃんへの感染リスクの軽減

ポイント

インフルエンザは、妊婦さんが感染すると重症化しやすくなるといわれています。不活化ワクチンのため、妊娠中でも安全性が高く、安心して接種できます。また、生後6か月未満の赤ちゃんはインフルエンザワクチンを接種できないため、母体からの抗体が赤ちゃんを守る「母子免疫」の効果も期待できます。

詳しくは

インフルエンザワクチン・予防接種のご案内をご覧ください。



2.百日咳ワクチン(Tdap)

  • 推奨時期

    妊娠27〜36週(毎回の妊娠で接種が推奨されます)

目的

生後6ヶ月未満に重症化しやすい百日咳から赤ちゃんを守る

ポイント

百日咳は生後6ヶ月未満にとって重症化リスクのある呼吸器感染症です。妊娠後期にTdapワクチンを接種することで、母体が作った抗体が胎盤を通して赤ちゃんに移行し、生後すぐから予防効果を発揮します。破傷風、ジフテリアとの3種混合ワクチンです。

  • 詳しくは

    日本で百日咳が流行中~タイ在住者も予防を~をご覧ください。



    3. RSウイルス(RSV)ワクチン(妊婦用)(ABRYSVO/アブリスボ)

    • 推奨時期

      妊娠24〜36週

    目的

    生後6ヶ月未満のRSウイルス感染による重症化を予防

    ポイント

    RSウイルスは、乳児の細気管支炎や肺炎などの原因となることがあり、特に生後6ヶ月未満の赤ちゃんでは重症化するリスクがあります。妊娠中に接種することで、母体の抗体が赤ちゃんに移行し、生まれてからの数か月間、赤ちゃんを感染から守る効果が期待されます。



  • 妊娠中に注意が必要なワクチン(生ワクチン)

    風しん、麻しん(はしか)、水ぼうそうなどの生ワクチンは、妊娠中には接種できません。生ワクチンとは、細菌・ウイルスの毒性を弱めて「病原性をなくしたもの」を使って作られます。

    妊婦が生ワクチンを接種した場合、体内で増殖したウイルスが胎児に感染する可能性を理論上完全に否定できないとされています。そのため、妊娠中の接種は避ける必要があります。

     

    ※妊娠を希望する方は、妊娠前に風しん・麻しんなどの抗体検査を行い、必要があればワクチンを接種し、接種後は2か月以上避妊することが推奨されています。

  • ※ただし、いずれの生ワクチンも現状、胎児の有害事象は確認されていません。もし妊娠した場合は妊娠継続可能です。

    パートナーの風しん予防接種のすすめ

    妊婦が風しんに感染すると、胎児に先天性風しん症候群(CRS)などの影響が及ぶおそれがあるため、妊婦本人だけでなく、同居するパートナーの予防も重要です。


    特にワクチン接種を検討いただきたい方

    • これまでに風しんにかかったことがない方
    • ワクチンを2回接種したかどうか分からない方
    • 196242日〜197941日生まれの方(定期接種の機会がなかった世代)

    当院では、風しん単独のワクチンは扱っておりませんが、麻しん(はしか)・風しん・おたふくかぜの三種混合ワクチン(MMRワクチン)の接種が可能です。2回接種の場合は1回目から4週間開けて2回目を接種します。



    費用

    抗体検査やワクチン接種をご希望の方は、お気軽にご相談ください。 

  • ・MMRワクチン1030バーツ/本
  • ・風疹抗体検査 900バーツ~

  • ※医師診察費・施設使用料が別途追加されます。
  • ※本費用は事前の予告なく変更されることがあります。

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小児ワクチン

お子さまの予防接種をご希望の方へ

日本とタイでは定期予防接種の種類やスケジュールが異なります。
出産された国も、渡航時期などが各家族さまで異なりますので、丁寧にしっかり状況をお聞きした後に、接種のスケジュールをお伝えいたします。


成人ワクチン

予防接種

予防接種をご希望の方へ

当院では幅広い種類のワクチンを準備しています。ご予約なしにご来院いただいても、対応可能です。タイ・バンコク等にご旅行中の接種も可能です。(黄熱病ワクチン・コロナワクチン除く)

 

よくあるご質問

ワクチンに関する「よくある質問」はこちらをご覧ください。

  • 予防接種を受けたいのですが。

  • 電話やメールで薬の依頼はできますか?

    電話やメールでの処方はできません。外来をご受診ください。

  • 日本と同じ薬はありますか?

    商品名がちがっても成分の同じお薬がほとんど揃っています。医師に日本で服用していた商品名をお伝えください。

  • 薬が多過ぎる。

    薬が多いと思われる方は医師にご相談ください。また、他の医療機関に受診し、薬の処方を受けている方は、医師に服用中の薬についてお伝えください。

  • タイの薬は強いのでは?

    たとえば同じ一錠の薬でも、日本の一錠と比較すると高配合量なものが多いので、ききめが強いと感じる方が多いようです。心配な方は医師にお伝えください。

  • タイで破傷風の予防接種は必要ですか?

    タイに長期滞在のご予定がある方は接種を推奨します。「タイで推奨される接種すべきワクチンとその理由」のページを御覧ください。

  • タイに入国するには狂犬病ワクチンは必要ですか?

    タイに長期滞在のご予定がある方は接種を推奨します。詳しくは「タイで推奨される接種すべきワクチンとは」のページを御覧ください。

  • 長期タイに行く前に打つべきワクチンは?

    A型肝炎B型肝炎、破傷風、(狂犬病)、(日本脳炎)が推奨されます。詳しくは

    「タイで接種が推奨されるワクチンとは」のページを御覧ください。

  • タイに旅行に行きます。必要な予防接種はありますか?

    どのくらいの期間ご旅行されるかで、推奨されるワクチンが異なります。詳しくはタイで推奨される接種すべきワクチンとその理由のページを御覧ください。

  • タイと日本の予防接種の違いは何ですか?

    小児は定期予防接種のスケジュールが日本と異なるため、タイで推奨される予防接種・ワクチン(小児)をご確認ください。

  • 日本で子どもの予防接種が途中です。タイでも引き続き接種可能ですか?

    引き続き接種可能です。スケジュールについては外来で担当医とご相談ください。一般的なタイでの接種スケジュールについてはタイで推奨される予防接種・ワクチン(小児)をご参照ください。

  • 子宮頸がんワクチンは9歳と15歳で接種するのは何が違いますか?

    まだHPVに感染していない初交前に接種することが最も重要です。接種の第一推奨年齢は10~14歳とされていますが、性交渉未経験の女性では14歳までの女性と同じく高いワクチン効果が見込まれます。

  • 子宮頸がんワクチンは、性交済みですが接種した方が良いですか?

    ワクチンに含まれる型の中で、すでに感染している型に対する治療的効果は全くありませんが、まだ感染していない方の将来の感染を予防することはできます。その点で接種する価値はあるため、希望があれば接種していただけます。

  • 予防接種に保険は使えますか?

    ご契約いただいている保険会社にお問い合わせください。

  • インフルエンザワクチンの予約は必要ですか?どこに行けばいいでしょうか。

    すべての予防接種は予約不要です。(黄熱ワクチンを除く)日本人医療センタービル2階(健診センター)へ直接お越しください。(9時-14時 / 毎日)感染症専門医とのワクチンのご相談があるようでしたらご予約をお勧めします。

    インフルエンザについてのお知らせは北半球型インフルエンザワクチン接種のご案内を御覧ください。

  • タイでデング熱ワクチンの接種は可能ですか?

    世界保健機関(WHO)は武田薬品が開発したデング熱ワクチン「QDENGA(キューデンガ)」について、デング熱が大規模流行している地域で子どもへの接種を推奨すると発表しました。タイでも認可され当院でも接種を始めました。

    詳しくはデング熱ワクチン(QDENGA)の予防接種開始(タイ・バンコク)を御覧ください。

  • タイで予防接種するにはいくらかかりますか?各ワクチンの費用を教えてください。

    ワクチンのスケジュール、薬剤、費用に関しましてはタイで推奨される予防接種・ワクチン(成人)の料金のページからご確認いただけます。

  • 持病の薬はありますか?

    糖尿病、高血圧、高脂血症、喘息、心臓病、リウマチ、心療内科などの薬はございます。同じ商品名の薬がなくても成分が同じ、または薬効の類似した薬剤は処方が可能です。他の病気の薬もございます。メールでの薬の有無の問い合わせ対応はしていませんので、まずは一度受診してください。受診にはお薬手帳または薬剤名・成分がわかる診断書(英語)をご持参ください。

  • 持病の薬に保険は使えますか?

    海外旅行保険では持病には保険が使用できない等の利用規約があります。ご契約内容や保険商品により保険の適用が異なりますので、適用範囲については加入されている保険会社に直接ご確認下さい。薬は来タイ前に多めに処方してもらっておくと安心です。

ワクチンに関する
すべての「よくある質問」

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133 Sukhumvit 49, Klongtan Nua,Vadhana,
Bangkok 10110

サミティベート病院スクムビットは、スクムビット通りソイ49の中ほどに位置しています。スクムビット通り39もしくはスクムビット通り55(トンロー)からもすぐの立地です。

●BTSトンロー駅から:車で5分から15分
●BTSプロンポン駅から:車で5分から15分
●スワンナプーム国際空港から:車で45分から1時間30分(時間帯と道路の混み具合によります)
●ドンムアン国際空港から:車で45分から1時間30分(時間帯と道路の混み具合によります)

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