鎮静剤によって眠っているうちにすべてが終わっていましたので、率直な感想としては「まったく覚えていません(笑)」。つまり、それだけスムーズに検査が行われていたということ。凄いですね。受診時のストレスはまったくありませんでしたから。
大腸カメラ検査は今回が初めての経験でした。自分にとってはあまり必要と感じることもなかったのですが、従来の大腸カメラに人工知能AIが付いたということで、物は試しで受診してみたのです。そうしたら…ありました! 大小さまざまなポリープが! 先生のご判断で、いくつかその場で切除していただいたのでひと安心ですが、正直言って、それを聞かされた時は動揺しました。40歳を超えると大腸がんリスクが高まり、50歳では加速していくとは聞いていましたが、ポリープをそのまま放置していたらどうなっていたか。さらに同時に受けた胃カメラ検査でもピロリ菌が発見され、自覚症状が無いからこその怖さを改めて思い知りました。
予想もしなかった大きなポリープを発見。自分の腸の中を見ることができて本当に良かった。
今回、日本でも経験することが難しいレベルの検査をバンコクで受診できたので本当にラッキーでした。同時に今後も定期的な検査が必要なのだと確信した次第です。仕事も家庭も男の人生はとにかく体が資本。この先の未来を豊かに生きていくためにも気をつけていきたいですね。
検査後は担当医師から丁寧な説明があります。通訳が付きますので安心でした。
いま日本人が罹患するがん1位は大腸がんです。
大腸がん罹患者数は、155,625名(男女総数)とがん罹患者数で第1位となっています(2019年)。女性のがんによる死亡数の第一位を占めているがんでもあります。食生活の欧米化、運動不足、喫煙、飲酒などの不規則な生活習慣などにより、近年大腸がん罹患者は増加傾向です。
早期発見の場合は、がんを予防でき助かる可能性が高いですが、進行後に症状が表われるため気づきにくいです。代表的な症状として、便に血が混じる(血便や下血)、便の表面に血液が付着する、貧血、腹痛、嘔吐などがあります。
大腸内視鏡(大腸カメラ)の先端に、人工知能AIを搭載したものです。サイズが小さい、形状が認識しにくいなどの目視では認知しづらかった病変も検知し、高精度の診断を可能とさせました。
大腸がんになる前段階であるポリープの状態で切除できれば、大腸がんも予防でき助かる可能性が高いです。AIが疑わしい箇所に接近すると、通信音と点滅で医師に報告し、医師が生検したほうがいいと判断したポリープはその場で採取します。鎮痛剤の使用で眠りながらの処置となりますので、身体への負担も少ないものとなっています。
・検査前の注意点。食事は?トイレは?お薬は?
・来院から内視鏡室まで
・内視鏡室ってどんな部屋?麻酔は?
・最新!AI搭載の大腸カメラ検査
・内視鏡検査の感染対策
健康であってこそ、タイでの生活も有意義になります。定期的な健康診断は生活習慣病の予防や早期発見につながる大切な検査です。
「タイで日本と同じレベルの検査を受けることができるのか?」「日本語で大丈夫なのか?」など、タイでの健康診断に不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご安心ください。私たちは、日本人の方が安心して受診いただける様々な環境や設備を整えています。どのような時にでも、タイにお住まいの皆さんに安心して健康診断が受けていただけるようにサポートしております。どうぞお気軽にご相談ください。