更新日2024年8月28日
歯の「クリーニング」とは、歯垢・歯石・着色を除去することです。 プラークとも呼ばれる「歯垢」は、通常は丁寧な歯磨きで落とすことができます。 しかし、磨き残しなどにより歯垢が歯に付着し続けると、唾液中のミネラル成分と結合して石灰化しはじめ「歯石」に変化してしまいます。6ヶ月から1年に1回、定期検診とクリーニングを受けることは虫歯や歯周病の原因となる歯垢や歯石を除去し虫歯の早期発見と予防に繋がります。
※ホワイトニングとは異なります。
※お口の状態やプラークの状況によるので、人それぞれ最適な頻度は異なります。
歯の「クリーニング」とは、歯垢・歯石・着色を除去することです。 プラークとも呼ばれる「歯垢」は、通常は丁寧な歯磨きで落とすことができます。 しかし、磨き残しなどにより歯垢が歯に付着し続けると、唾液中のミネラル成分と結合して石灰化しはじめ「歯石」に変化してしまいます。6ヶ月から1年に1回、定期検診とクリーニングを受けることは虫歯や歯周病の原因となる歯垢や歯石を除去し虫歯の早期発見と予防に繋がります
不十分な歯磨きのため、プラークが長期間、歯の表面についているとき、唾液に含まれるカルシウムやリン酸がプラークに沈着して(石灰化)、石のように硬くなったものが歯石です。プラークは、およそ2週間で歯石となります。
歯石そのものは、う蝕(むし歯)を引き起こしませんが、歯石の表面がざらざらしているので、そこに細菌が増殖し歯周病を引き起こします。
長期間歯石を放置していると、歯周病によって歯肉の退縮や出血・歯の動揺・歯槽骨の吸収などが起こり、やがて歯が抜け落ちてしまいます。歯周病予防のためには歯石を除去して歯ぐきを健康な状態にすることが必要です。
歯石は細菌の死骸や血液・浸出液なども含まれており、放置することで特有の悪臭を放ちます。表面はザラザラしているので汚れはつきやすくなり、ますます匂いの原因になります。歯と歯ぐきの溝に歯石が溜まると歯ぐきが腫れ膿が出てきます。膿が出てくると口臭の原因になります。
歯石取りのデメリットはありませんが、あえていうなら、歯石取りの後しばらくは刺激を感じやすくなることです。歯がしみるのは時間の経過とともに治まっていきます。
歯石の除去には、そのもととなるプラークをつかなくするための毎日のブラッシングが肝心ですが、少しでも取り残すとそこから増えますので、正しい歯磨きでプラークを完全にとることとが必要です。プラークコントロールは歯ブラシによる歯みがきが基本ですが、電動歯ブラシや歯磨剤・洗口液を併用すると効果が上がると考えられます。またプラークの付着を防止する効果が期待できます。
タイの社会保険では年間900バーツ分の歯科治療の手当てがあり、歯のクリーニング(歯石取り)にも対応しています。当日専用の用紙に医師が記入したものを各自社会保険事務所へ提出後に900バーツ分の払い戻しを受けられます。
横になりクリーニング処置を受けるだけなので、通訳は不要です。
所要時間は30分程度です。小児の歯科検診、クリーニングは小児歯科ページをご覧ください。
超音波スケーラーという特別な器具を使用して歯磨きだけで除去することはできなかった歯垢、歯石と歯の表面の沈着物を取っていきます。
機械では取り切れなかった頑固な汚れや細かい部分を、手用スケーラーを使用して取っていきます。
研磨剤でポリッシングブラシやラバーカップを用いて歯面を清掃、着色を取り除きます。
研磨をすることで、歯の表面のわずかな段差やざらつきをツルツルにし、歯垢の蓄積を防ぎます。
歯石が溜まっていたり歯の表面に傷があったりすると色素が沈着しやすくなるので、色素沈着予防にもなります。
歯質が丈夫になり、歯の再石灰化を促進させ虫歯予防に効果があります。
フッ素塗布後、食事をしても構いません。
2,500~4000THB(プラークの程度による)
医師診察費含む・施設使用料含まず
上記費用は事前の予告なく変更することがあります
3,000~12,000THB
医師診察費含む・施設使用料含まず
上記費用は事前の予告なく変更することがあります
歯や歯茎の状態が良ければ痛みはありません。歯肉炎、歯周炎などで歯茎が腫れている場合や、歯石が歯周ポケットの奥にある場合も痛みを感じる場合があります。
すぐに食事をしても良いですが、刺激を感じる場合があります。また、着色しやすい状態になっているため色の濃い食べ物(コーヒーやワインなど)は控えたほうがよいでしょう。当日歯科医にご確認ください。
基本的に一回の通院で終わります。所要時間は汚れ具合にもよりますが30分~です。
6ヶ月から1年に1回、定期検診とクリーニングを受けることは虫歯や歯周病の原因となる歯垢や歯石を除去し虫歯の早期発見と予防に繋がります。
歯の「クリーニング」とは、歯垢・歯石・着色を除去することです。着色が取れ多少は白くなりますが、「ホワイトニング」とは別物です。歯の白さを求めるならレーザーホワイトニングがおすすめです。