大腸内視鏡検査・痔の手術を受ける方へ
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手術・検査までの処置の流れ

- 点滴を開始する
- 下剤を飲む
- 病室で検査/手術時間まで待機
- 検査/手術後の流れ
以下に詳しく説明します。
1.点滴を開始する
点滴を始める前に採血をします。
2.下剤を飲む
検査で正確な診断を行うために腸の中をクリアにしておくことが重要です。
下剤に含まれる電解質の作用で便の排泄が促され、腸内の洗浄作用もあります。
下剤を飲むと尿のような黄色透明の便になります。

飲み方
2リットルの下剤を2時間以内に飲みます。
1時間に1リットル位の量で飲み進めてください。
早く飲みすぎても遅く飲みすぎてもよくありません。
飲み始めて30分から1時間頃に排便が始まります。
3回目の排便が終わったらナースを呼んでください。
このときは、便を見せる必要はありません。
4回目以降の排便後に毎回ナースを呼んでください。
黄色透明の便になるまで便の状態を確認します。流す前に呼んでください。
下剤服用時の注意点
- 通常6回以上の排便後に検査に適した便になります。
- 途中、お腹が張ったり、腸の不快感があれば部屋の中を歩いたり、体を動かすと楽になります。
- 吐き気がある、急な血便、どうしても飲めない場合はナースを呼んでください。
- 黄色透明の排便に変化しなければ検査に行けません。便が濁ったままの場合は浣腸を行います。
3.病室で検査/手術時間まで待機

- 検査の時間まで病室で待機します。
- 検査中は点滴で鎮静剤を注射します。眠った状態になるまで通訳が側で待機します。
4.検査/手術後の流れ
検査後の食事
- うどん、おかゆなどを提供します。お水を飲んでも大丈夫です。
- 点滴は食後の吐き気、腹痛、下血がなければその日のうちに終了となります。
- 医師の指示によりナースが対応いたします。ご不明な点はナースにご確認ください。
検査後の説明
- 目が冷めた状態で病室に戻ります。
- ナースが血圧などの測定を行います。(15分毎に4回、4時間毎に状態が安定するまで)
- 水分や食事の開始時期は患者さんの治療内容により異ります。医師の指示によりナースが対応します。
- 下血、腹痛、吐き気など以上があればナースを呼んでください。
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