睡眠時無呼吸症候群の対症療法には「CPAP(シーパップ)療法」があります。
タイでも日本からの継続治療が可能です。
眠り出すと呼吸が止まってしまう病気です。呼吸が止まると血液中の酸素濃度が低下し、目が覚めて再び呼吸し始めるが、眠り出すとまた止まってしまいます。これを一晩中繰り返すため、深い睡眠がまったくとれなくなり、日中に強い眠気が出ます。
自分では症状を自覚できないことが多く眠っている間に下記の症状が現れます。
・ひどいイビキや睡眠中の呼吸停止がある
・液体をのどに詰まらせたような音がする
・眠っている間に呼吸が荒くなっている
治療方法には対症療法と根治療法とがあり、最適な治療方法が選択されます。代表的な対症療法には「CPAP(シーパップ)療法」があります。CPAP装置から鼻に装着したマスクを伝い気道へと空気を送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法です。
1泊入院をして眠っている間に検査をして睡眠時無呼吸症候群かどうか診断します。夜間の睡眠の状態や、睡眠中に呼吸の停止などにより低酸素血症をきたしていないかなどを、確認するための精密検査です。
CPAP療法の場合は装置を取り扱う業者を外来でご紹介します。
CPAP装置は外部の業者から購入します。
購入方法は2通りあります。
1. 各自で業者へ連絡してやり取り
または
2. 後日外来で業者と会い使い方や費用等の説明を受ける
購入した装置はご自宅へ郵送または病院で受け取りが可能です。
※医療保険をご利用の方は書類手続きが必要なので病院へお越しください。
以前使っていたCPAP装置の機種名が分かるもの(写真や説明書)があればスムーズです。
60,000B~80,000THB(装置により異なる)
※レンタル装置取り扱いの有無は業者へ確認をお願いします。
試用期間があり、使ってみて合わなければ無料で返却可能です。
自宅で2週間使用後、継続して使用する場合、お支払い手続きに進んでください。
※詳しくは業者とご確認ください。
下記の書類をご準備の上、当院の医師を受診ください。
・診断書(英語/紹介状制度はないので、治療内容が書いてあればどのような形式でも可)
・検査結果(英語/ない場合は日本語も可)
・以前使っていたCPAP装置の機種名が分かるもの(写真や説明書)
日本からの継続治療の場合、海外旅行保険では補償されません。
はじめて無呼吸症候群だと診断された場合でも、これから長期治療となりますので利用条件があります。詳しくはご契約先の保険会社へ問い合わせておくと安心です。
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