タイのスーパーで、金色のオイルがたくさん並ぶ売り場に圧倒されたことがある方は多いのではないでしょうか。健康に良いものを選びたいけれど種類が多くて悩んでしまいますね。今回はどのような視点で食用油を選べばよいのかの参考として、油の性質を解説します。
油の色と油の品質には関係がありません。油の色が濃いか薄いかは、原材料の色によります。例えば、緑のオリーブは黄緑色のオリーブオイルになりますし、玄米ブランは黄褐色の油になります。
脂肪酸は大きく不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸に分かれます。
常温で固体のものが多い、動物性の油に多い
常温で液体、植物性の油に多い
体内で作れない
体内で作ることができる
油は加熱していくと、発煙を始める温度「煙点」があります。煙点が達した時から油が分解され刺激臭を発し有害な煙を出しはじめ、風味や栄養成分が損なわれていくので、利用用途によって注意が必要です。
高温加熱用(190-270 度)の食用油
中温加熱用(170-200 度)の食用油
低温加熱用の食用油
加熱に適さない油