
朝、鏡に映った自分の顔を見て、「アレ?」と思ったことはないだろうか。以前にはなかったシミ、かつては白かった歯の黄ばみ。年齢を重ねるにつれて起こる、そんなカラダの変化は確かに自然なプロセスだ。しかし、それらを受け入れつつも、変わろうと意識すれば変わることはできる。そこで今号は、一歩踏み出すことで勇気を後押しする「男子改造」特集だ。フェイシャル、脱毛、歯、髪、体調強化。今年は自信をもって生きていこうじゃないか。2026年をあなたの改造元年とするための、アンチエイジングへの切り札を紹介する。

額に刻まれた横ジワ、眉間の深いライン。それらは日々の「表情の癖」から生まれる。たとえ心の中が若くても、その顔が疲れて見えるだけで、実年齢以上に老けた印象を与えてしまうだろう。そんなときに頼れるのが、筋肉の動きをゆるめて“表情ジワ”を改善するボトックス。
ボトックスとは、ボツリヌス菌由来のA型毒素を注入し、顔の筋肉の過剰な動きをゆるやかに“休ませる”治療。筋肉の動きを司る神経伝達物質の放出を抑えることで、表情ジワの原因となる額や目尻、眉間などの過剰な筋肉の収縮をコントロール。施術時間は10〜20分程度で、自然な表情を保ったまま、しわによる疲労感をやわらげることが期待できる。不自然に表情が固まるのではなく、“素の自分”を維持しながら若々しさと清潔感を保つことができるのだ。
とにかく忙しいビジネスマンにはうってつけ。麻酔不要、ダウンタイムほぼゼロ。昼休みにでも気軽に立ち寄れ、数日後には「なんだか若返った?」と周囲に言われることも。効果はおおよそ3〜6か月。定期的なメンテナンスで、深いシワが刻まれる前に先回りして“予防を図る”ことも大切だ。
肝心なのは量とバランス。過度な注入は表情を不自然にして、どこか“作りもの感”を漂わせるが、適量を熟練の手で注入すれば年齢を感じさせない男の武器となる。鏡を見るたびにため息をついていた自分が、一度の施術で少し前向きに変われる。それが、ボトックスの力だ。

若い頃にはなかった頬の小さな斑点。それは紫外線や生活習慣の積み重ねが残した時間の痕跡である。たった数ミリのシミでも、顔全体の印象をくすませ、疲れた印象を強めることがある。そんなささやかな違和感に気づいたときこそ、男が肌と向き合うタイミングだ。
サミティベート病院ではさまざまなレーザー機器を備えているが、どれを使うかは、医師が肌の状態やシミの種類を診察したうえで判断する。「これがしたい!」と患者が機器を指定するというよりも、シミの深さ・色・範囲、肌質、ダメージなどを細かく見極めながら“最も効果的で安全な一手”を医師が選んでくれる。
その中でも今回紹介するのは、現在シミ治療の中心的存在となりつつあるピコレーザー(PicoLaser)。従来よりも極めて短い「ピコ秒」という単位でレーザーを照射することで、メラニン色素をより細かく砕き、効率よく排出へ導くのが特徴だ。熱によるダメージが少なく、赤みやダウンタイムが軽いケースも多いため、忙しい生活の中でも取り入れやすい。
レーザー光が、メラニン色素を選択的に破壊し、蓄積したシミやそばかすを薄くする。数十分の施術を数回重ねることで透明感が増し、顔色は明るくなるなど、見た目年齢の“巻き戻し効果”を期待できる。さらに、レーザー治療は予防的な意味も大きく、紫外線を浴びやすい生活なら、早めの一手が未来の色ムラやくすみを抑えてくれる。
施術後は一時的な赤みや乾燥が出ることもあるため、施術後の保湿とUV対策は欠かせない。しかし、その小さな手間を加味しても得られる変化は大きい。これは単なる美容施術ではなく、男の“身だしなみの一環”だ。シミがなくなると顔に余白が生まれる。きっと、自分の表情にもう一度自信が満ちてゆくだろう。

タイで生活していると貴兄もショートパンツをはく機会が多いのではないだろうか。そんなスタイルの中で気になるのが“すね毛”。見た目が男らしいといえばそれまでだが、やはり毛むくじゃらだと気になってしまう。そこで、レーザー脱毛による“すね脱毛”という選択である。
サミティベート病院のメンズ脱毛では、医療グレードのレーザー機器Gentle Max Proを使用。肌質や毛質に合わせてアレキサンドライトとヤグレーザーという二種類の波長を使い分け、太く濃い男性のムダ毛に対応する。強力な冷却システムも備え、施術中の痛みを抑え、安全かつ快適に施術できるのも特徴だ。
施術は一回あたり数十分。複数回通うことで毛根そのものの活動を弱め、ムダ毛を生えにくくする。すね毛はもちろんのこと、あご、頬、首、わき、胸、背中など身体のあらゆる部位を対象とし、自分の理想とする仕上がりに応じて部位と範囲を選べるのも魅力だ。
皮膚科専門医の管理下で行われる医療レーザー脱毛は、エステ脱毛や自己処理とは異なり効果・安全性が高く、“男の美容投資”として価値がある。清潔感ある脚は、それだけで第一印象を軽やかにする。なんだか若々しくなった感覚を得て、見た目も生活も自然と整っていくはずだ。

毎朝5分の鏡の前でのヒゲ剃りは身だしなみの定番。毎日のルーティンでありながら、剃刀負け、青ヒゲ、肌荒れの原因を積み重ねる時間でもある。清潔感のために手をかければかけるほど、逆に疲れた印象が残ることすらある。そんな矛盾を断ち切る心強い味方が、医療レーザー脱毛である。
ヒゲ脱毛で使用するのも、すね毛脱毛と同じ医療レーザーGentle Max Pro。麻酔クリームの塗布も可能。痛みが苦手な人や初めての脱毛でも安心して取り組めるのは、病院ならではのメリットだ。また、すべての施術は皮膚科医の管理下で行われるため、肌質・毛量・ヒゲの生え方を診察したうえで照射設定を最適化。エステ脱毛では難しい“個別設計の照射”ができるのも医療脱毛ならでは。医療レーザー脱毛は、毛根の発毛組織を弱らせ、毛を細く、薄く、生えにくくしていく。施術は数十分。複数回通院すれば、顎まわりは自然に引き締まり、毎朝の面倒な儀式から少しずつ解放される。また、効果には個人差があるが、5〜6回で減毛を実感し、10回以上で自己処理がほぼ不要になる。どこまで仕上げたいかによって、さらに回数を重ねることもある。
シェービング時間の短縮、剃刀負けの軽減、青みの改善…効果は多大だ。ヒゲを生やしたい人向けの、ヒゲラインを整える部分脱毛も人気で、“こだわり”と“だらしなさ”の境界をシャープに描ける。施術後に赤みや熱感が出ることがあり、保湿や紫外線対策は必須。 だが、それを差し引いても朝の5分間が解放される価値は大きい。清潔で引き締まった印象を求めるなら、ヒゲ脱毛は強い味方になる。
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洗髪の際に自分の髪が一本、また一本と手からこぼれ落ちるたび、「この先、大丈夫か」という暗い予感が頭をよぎる。髪が薄くなるということは、見た目だけでなく、自己イメージにもじわりと影響する。そして無意識のうちに、人は帽子やヘアスタイルで「隠す」道に走ってしまいがちだ。しかし、それは本質的な解決ではない。本当に取り戻すべきは、髪の密度と、そこから生まれる自信だ。
サミティベート病院が提供する育毛治療はまず原因分析から始まる。頭皮の状態、毛根の太さ、血行、ホルモンバランスなどを多角的に評価し、LED光治療による血行促進と発毛サポート、1550ナノメートルレーザーによる毛根刺激、新しい髪を育てるための毛髪トリートメントと頭皮ケア、場合によっては自毛植毛まで、個々に合わせて最適な治療プランを設計する。
特にレーザーやLED治療は、「抜けを止める」と同時に「再び生やす」ことを目的とする。定期的な施術を続けることで、3か月前後から徐々に髪の密度や太さに変化が見られ、周囲に気づかれぬうちに“地盤”を取り戻せる可能性がある。通院やケアを継続できれば、薄毛の進行を遅らせる、あるいは食い止めることも夢ではない。
医療を土台に髪を再構築し、頭皮の奥から湧き上がる血流と細胞の再起動を自分のものにすること。それが、薄毛・抜け毛治療という名の、男の再生術なのだ。

ビジネスでもプライベートでも、笑顔は、男の「印象資産」である。写真写り、初対面の印象、言葉の説得力…その要となるのが“歯の白さ”だ。コーヒーやワインなど日々の食生活で蓄積するステインは、気づかぬうちに口元の透明感を奪っていく。
ホワイトニングは、歯を削らずに歯の黄ばみを取り除くメンテナンスである。サミティベート病院の施術は、歯の表面に専用ジェルを塗り、LEDライトを照射して色素を浮かせて除去する。45〜90分で最大8段階のトーンアップが期待でき、施術直後から変化を実感できるケースも多い。この施術は1回だけで済む、という点もポイント。流れは簡潔だ。まず診察と色のチェック。必要があれば歯石除去をして下地を整える。数日後にホワイトニング本番。仕上がりは真っ白というより“清潔感の密度”が上がった印象だ。
白さを維持するためには、色の濃い飲食物を控え、ブラッシングとフロスを習慣化することが大切。白い歯は表情を引き締め、若々しさと誠実さを自然に引き立てる。笑顔に迷いがなくなったとき、男はひとつ軽やかになる。

サミティベート病院の矯正歯科治療は、従来のワイヤー矯正だけでなく、透明で取り外し可能なマウスピース式のインビザラインも選べる。インビザラインは装着していても目立たず、取り外しができ、食事や歯磨きがしやすいため日常に馴染みやすい。6~8週間ごとに通院・管理のもと、個人の歯列に合わせて設計したマウスピース(アライナー)を順番に装着し、徐々に歯を理想の並びへ導く。平均的には最短9か月から1〜2年ほどで矯正を完了するケースが多い。
歯並びが整うと、見た目が美しくなるだけではなく、ブラッシングとフロスが行き届きやすく歯垢が溜まりにくくなり、虫歯や歯肉炎のリスクも下がる。ただ、大きくズレてしまった咬み合わせや、骨格的なズレが大きい場合は、インビザラインではなくワイヤー矯正などが適するケースもある。また、インビザラインのマウスピースは1日20〜22時間の装着が必要で、計画性と根気が必要だ。
それでも、“整った口元”がもたらす安心感と清潔さは大きい。笑顔に宿る“余裕”こそ、矯正歯科治療の真価である。

歯を失ったとき、その“空白”は想像以上に大きい。笑ったときの印象、食事の時の噛み応え、そして人と話すときのさりげない安心感。それらが少しずつ削がれていく。欠けた歯を意識するたびに、そこには小さな遠慮やストレスが積み重なる。だが、そんな空白を根本から埋め戻し、“本来の自分”を取り戻す方法がある。それがインプラントだ。
サミティベート病院のインプラント治療は、失った歯の代わりにチタン製の人工歯根(インプラント体)をあごの骨に埋め込み、それを支えにセラミックやクラウンなどの人工歯を装着する方法である。チタンは骨と強固に結合する性質があり、一度安定すれば見た目だけでなく、まるで自分の歯のような“噛み心地”が戻ってくる。
治療の流れは丁寧かつ精密だ。まずCT撮影などを用いて骨の量や質を評価し、歯茎の状態まで立体的に把握する。ここで得られたデータをもとに、適切なインプラント本体と上部構造(クラウンなど)を選定。手術で人工歯根を埋め込んだ後は、数か月かけて骨と結合するのを待つ。この“待つ時間”は、インプラントを長く安定させる大切なプロセスだ。そして結合が確認された後、自然な形状と色味のクラウンを装着する。失った歯による“穴”は、まるで最初からそこにあったかのように埋め戻される。
インプラントの意義は大きい。ブリッジのように隣の健康な歯に負担をかけることもなく、義歯のように外れたりズレたりする不安もない。しっかり嚙めることで、発音や食事の不自由さも解消される。何より、自分の歯と見分けがつかない自然な仕上がりで自信が取り戻せる。歯を失ったままでいると、心理的にも大きな影響があるという。インプラントは見た目・機能・安心感のすべてを総合的に“再構築”し、自信をも再生してくれるのだから心強い。

男性は40代を超えると消化器系や泌尿器系の不調、前立腺肥大、勃起不全(ED)などの悩みが現れることが多い。こうした症状にも鍼は対応可能だ。加齢による機能低下が原因であれば下腹部に鍼を施し、必要に応じて電気刺激を加える。また、ストレスやホルモンバランスの乱れが要因であれば、頭部や他のツボを刺激して調整する。中国医学に基づき腎や肝を補うことで、精子や血液の生成を高め、血流やホルモン分泌をサポートするのである。
さらに鍼は、現代男性が抱えやすいストレスや頭痛、依存症といった問題にも効果を発揮する。頭部に打つことで血流を整え、緊張を緩和して頭痛を和らげる。また、アルコールやタバコ、カフェインなどの依存に対しては、耳に小さな鍼を留めて迷走神経を刺激し、欲求を減らす方法も存在する。軽症であれば1〜3回、慢性化していても数回の治療で改善が見られる例が多いとされる。
また、腸の悩みに対する効果も見逃せない。便秘や過敏性腸症候群(IBS)などには、体内に溜まった余分な湿気(痰湿)を排出し代謝を改善することで、むくみや疲労感の解消が期待できる。腸の動きを整え、ストレスで乱れたリズムをリセットする、いわば“腸のチューニング”なのである。

今回、鍼治療の施術を受けたのは、タイで30年間近く「情熱酒場 寅次郎」を運営している中村蒸一さんだ。このたびバンコクの店舗をスクンビット39に集約。ランチ営業も開始して、ますます多忙な日々を送っている。そんな中村さんは、鍼治療を受けるのはこれが初めて。「鍼が効くというイメージは持っていたのですが、初めてなので期待と不安がミックスした感じ」とのこと。鍼を打つ前には、まず専門医から丁寧な問診を受ける。現在の体調全般についてや、不調があればそれがどのようなものなのかをしっかりと伝える。もちろん通訳が付くのだが、中村さんは流ちょうなタイ語で答えていた。
問診が終わると、施術着に着替えて鍼を打つことになる。中村さんは特に不調がないとのことで、体全体をリフレッシュさせる施術を行った。頭部に数カ所と手の甲がメイン。医師が極細の鍼を“とんとん”と打っていく。「表現が難しいのですが、弓をぐっと引いてからヒュンと離したような心地よさです。手の甲にもいろんなツボがあるのでしょうね。とても体が楽になりました」とのこと。症状などによって打つ鍼の数や施術時間は多少異なるが、今回は20分ほど。「仕事の合間に定期的に通ってみるのもいいかもしれませんね」。施術が終わった中村さんは、晴れ晴れとした様子で仕事へ戻っていった。
中村 蒸一 (なかむら じょういち)
1973年、鹿児島県生まれ。大学は教育学部で小泉八雲の研究に没頭していた。卒業後、ボランティア活動をきっかけにタイへ渡る。そして1997年、バンコクに「情熱酒場 寅次郎」を開業。以来、30年間近くに渡って同店を運営。バンコクを拠点にした文化活動などにも積極的。

IVビタミン点滴療法とは、高濃度のビタミンを血管から直接体内へ届ける健康メンテナンス法だ。経口摂取では吸収しきれない栄養素も効率よく取り込めるため、慢性的な疲労や集中力の低下を感じやすい現代の男性にとって心強い選択肢となる。ビタミンB群はエネルギー代謝を促し、仕事のパフォーマンス維持を支える。
また、ビタミンCをはじめとする抗酸化成分は、免疫力の底上げや老化の進行抑制にも寄与する。体調不良は、ある日突然現れるものではない。睡眠不足や過度なストレス、外食中心の生活が積み重なり、気づかぬうちに体内バランスが崩れていくのである。IVビタミン点滴は、そうした“見えない消耗”を内側から立て直す手段。施術時間はおよそ50分から1時間程度で、仕事の合間や終業後にも無理なく受けられる点も魅力である。継続することで、疲れにくさや回復力の変化を実感する人も多い。
当院では目的別に複数のレシピを用意し、医師の診察をもとに最適な内容を提案する。忙しさを理由に自分の体を後回しにしがちな男性こそ、戦略的な自己管理として取り入れたい治療法である。日常を軽やかに走り続けるための、有効な手段だといえるだろう。

IVビタミン点滴の施術を受けたのは後藤俊行さん。バンコクとシラチャーで多数の飲食店を経営する多忙な日々を過ごしている人だ。昨夜は自身の50回目の誕生日。かなり深酒をしてまだダメージが残っている状態。施術前に問診をすることで、体調に合わせた点滴のレシピが作られる。この日、医師からはもう少しお酒を控えましょうとのアドバイスも。「仕事柄、お酒を飲まなければならないので、体調管理には気を使っているつもりです」とのこと。仕事とはいえ体に負担がかかるライフスタイル。定期的なメンテナンスが必要になってくる。

後藤さんにとって点滴療法は、特別な治療というより日常的なコンディション調整のひとつである。「少ししんどいな、と感じたタイミングで受けています。肝臓への負担も考えてサプリメントを取り入れたり、サウナに通ったりもしていますが、点滴は即効性があるのがいいですね」と語る。問診を終えると、個室のリクライニングソファで点滴を受ける。スマートフォンで仕事の連絡をこなしながらでも受けられるため、忙しい日常のなかに自然と組み込めるのも魅力だという。「体調を見直すきっかけにもなるので、友人や知人にも勧めています」。こんな後藤さんのルーティンが、プロとしてのパフォーマンスを支えているのである。
後藤 俊行 (ごとう としゆき)
1975年、静岡県生まれ。愛称とっぴー。在タイ歴22年。2009年、カラオケ・バー「WOODBALL」を開業。またたくまに人気店となり、店舗を拡大。コロナ禍も乗り越え、現在バンコク、シラチャー、パタヤで6店舗を展開。本年、創業17年目となる。