前立腺肥大症は、何らかの原因により前立腺が大きくなり、尿が出にくくなる(排尿障害)病気です。45歳以上の男性に多く見られ、年齢とともに増加します。特に70歳以上の男性では、80%以上の確率で発症するとされています。
※おしっこの流れ(緑色)
※尿道への圧迫(赤色)
治療方法 | 組織の切除・蒸散を主体とする術式 | その他の術式 | ||
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TURP (経尿道的前立腺切除術) |
レーザー前立腺蒸散術 | Rezumを用いた 経尿道的水蒸気治療 (WAVE治療) |
Urolift (経尿道的前立腺吊り上げ術) |
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治療の仕組み | 内視鏡を尿道から通して、電気メスで前立腺の組織を少しずつ削り取る | 尿道から内視鏡を挿入し、レーザーで前立腺の余分な組織を蒸散させる治療法 | 尿道から内視鏡を挿入し、前立腺に高温の水蒸気を注入することで前立腺組織を変性させる低侵襲治療法 | 前立腺の中に小型のインプラントを埋め込み、肥大した前立腺を持ち上げて尿道を広げ、排尿しやすくする治療法 |
麻酔 | 全身麻酔 | 静脈内鎮静~全身麻酔 | ||
施術時間 | 約90分 | 約60分 | 約10〜15分 | 約30分 |
入院期間 | 2〜3泊 | 2〜3泊 | 1〜2泊 | 不要 |
性機能 | 影響ありうる | 保たれやすい | ||
効果持続 | 長期 | 中〜長期 | 中(5年程度) |
EDは局所の問題ではなく、全身の健康と関係する疾患。加齢や生活習慣などが原因となりますが心筋梗塞や狭心症の前兆である可能性もあり、早期の受診が推奨されます。
陰茎に極低エネルギーの衝撃波を当てて血管の再生を促し、血流を改善することで勃起の維持と持続の効率を向上させる非侵襲的治療法。
人口ペニスの挿入。最終的な選択肢として考えられる治療法。