A. まず、生活習慣の改善を行いましょう。食事、運動、喫煙、飲酒の量や内容を見直してください。食事は低脂肪・低カロリーなものを意識し、運動は有酸素運動を取り入れるとよいでしょう。3か月ほど継続したうえで再検査を行い、改善の程度を確認します。その結果をもとに、薬による治療が必要かどうかを判断します。なお、コレステロールの値が高い場合や合併症がある場合には、生活改善と並行して薬を始めることもあります。
A. 自己判断での服用はNGです。ハーブや漢方薬を含め、薬には副作用があり、肝機能へ影響することもあります。まずは起床時と就寝前の血圧測定が大事。高血圧とは、収縮期血圧140以上、拡張期血圧90以上の状態を指します。併せて生活習慣の見直しも必要。1~2週間測定を続け、頻繁に基準値を超える場合は医師に相談を。
A. はい、まずは生活習慣の改善を心がけましょう。肝機能の異常には、飲酒や肥満、薬の副作用などが関係しています。お酒は種類に関わらず、アルコール全体の摂取量を減らすことが大切です。また、現在の体重から7~10%の減量を目標にすると、肝機能の改善が期待できます。再検査の時期については、主治医と相談してください。
加齢により代謝が落ちるため、影響はあると考えられます。ただし、加齢は避けられないため、やはり生活習慣の改善が基本になります。運動は筋トレや有酸素運動がおすすめです。週2~3回を目安に、ジョギングや水泳など中等度の運動を取り入れてみてください。
消化器内科医 : シリポーン医師
(Siriporn Supparojpattana, M.D.)