「なんとなく元気が出ない」
「疲れがとれにくい」
「性機能に不安がある」―
そんな不調を感じているとしたら、それは単なる加齢や気のせいではなく、
体内のホルモンバランスの乱れが関係しているかもしれません。
近ごろ、やる気や集中力が続かない、ちょっとしたことでイライラする、
性生活に自信が持てなくなってきた…。そんな悩みを抱える男性は少なくありません。
実は、女性だけでなく男性にも「更年期」があり、
その背景には男性ホルモンの減少やホルモンバランスの乱れがあるとされています。
特に、仕事や家庭などでストレスを抱えやすい現代の男性は、心身のバランスを崩しやすく、
思わぬ不調となって現れることがあるのです。
「もしかしたら、更年期の始まりかもしれない」と感じたときは、
まずは専門の医師による診断を受け、自分の状態を客観的に把握することが重要です。
ストレスの程度やホルモンの状態を丁寧にチェックすることで、
自分にとって最適な治療やケアの方法を見つけやすくなります。
大切なのは、「年齢のせい」とあきらめるのではなく、自分の体と向き合うこと。
ホルモンのバランスを整えることで、心と体の元気を取り戻せる可能性が広がります。
中年以降の方に多いED(勃起機能の低下)は、動脈硬化や心臓病、糖尿病などの身体的な疾患が関係していることが多いのですが、比較的若い世代の男性でも、慢性的なストレスによるホルモンの乱れが原因となっているケースが少なくありません。
根本的な原因を突き止めるためには、「男性ホルモン検査」がとても有効です。
サミティベート病院スクムビットのライフセンターでは、ストレスホルモンだけでなく、複数の男性ホルモンを総合的に測定することで、現在の体の状態をより詳しく把握することができます。
ホルモンはそれぞれが影響し合っており、ひとつの異常が他のホルモンの働きにまで波及する場合もあります。
健康診断では見つからないような不調の原因が、ホルモンバランスの乱れから来ていると判明することもあるのです。
検査自体はシンプルで負担も少なく、外来での問診と採血のみ。
2〜3日後には結果が出て、医師と一緒に今後の方針を考えることができます。
原因が分かるだけで、心も軽くなるもの。
自分自身の体に目を向け、必要に応じて適切な治療を始めることで、
これからの毎日がもっと健やかで前向きなものになるはずです。