
Oh! Amazing Thailand... タイには不思議な罠がある。それは、突然、現れる。思ったとおりじゃない、予定どおりじゃない、聞いたとおりじゃない…腹は立つんだけど、いつまでも引っ張るほどじゃない。
「もう、ほんと勘弁してよ」と、笑うしかないけれど、笑った数だけ、この国が好きになっている気もする。日常の中に巧みに仕掛けられた数々のトラップ。きっと、今日も誰かがハマってる。今回は、そんなタイの罠を集めてみた。

1階に行きたいだけなんだけど...
地上階へ行こうと「1」を押す。到着。あれ? 外に出られない。 そうか、Ground Floorね。ではGへ……って、その上には「M」、そして「1」。タイでは建物によって階数表示が違うことも。 もう何階でもいい。外の空気を吸わせてくれ。

これ、食べるものじゃなかったのね
赴任して間もない頃、タイ人との初めての会食。トムヤムクンのレモングラスを口へ。…硬い。噛み切れない。 残すのも失礼かと黙って噛み続ける。周りを見ると、誰も食べていない。レモングラスなどは香りづけ。器に入っていても、食べなくてよかったのだ。

触れるな!○ぬぞ!
タイの街で見かける、スパゲッティのような電線の束。そこから一本、ぷら〜んと垂れ下がっていることも。先端の金属部分がむき出しなら危険で、特に雨の日は要注意。 絶対に近づいちゃダメ。自分の身は自分で守ろう。

その引き金、いきなり引くな!
タイのトイレにあるウォーターガン。ウォシュレット代わりに便利だが、いきなり握ると強烈な水が噴き出すことも。狙いは外れ、服も床もびしょびしょ。なぜ俺は水と格闘しているのか。 まず便器に向けて試し撃ちしよう。

傘もハンカチも売ってない!
雨季のタイ。傘なんてコンビニですぐ買える。そう思うでしょ? ところが探すとなかなか見つからない。しかも、こんなに暑いのにハンカチもない。なぜだ! 雨季は折り畳み傘、汗っかきはハンカチ持参。現地調達が、たまに通用しない。

血便!?
トイレの便器が赤く染まっている。えっ、血便!?ちょっと待て。昨日、赤いドラゴンフルーツと赤いポメロをたくさん食べたからかもしれない。でも原因に心当たりがない、赤い便が続くなどの場合は、ちゃんと医師に相談しよう。

なんで川を渡ってるんだよ
BTSサパーンタクシン駅からサイアムへ。「SIAM」を確認して乗車したのに、車窓にはチャオプラヤー川。おい、反対方向じゃん! 実はこの駅、ひとつのホームに上下線の電車が来る。ホームは正解。電車を間違えたのだ。

嗚呼、届け先、そこじゃない!!
仕事帰り、オフィスを出る時に「家に着く頃には夕食も届くはず」とGrabFoodを注文。すると「まもなく到着」の通知。早くない?地図を見ると、配達員が向かっているのは会社。届け先が現在地のままだった。外から注文する時は、最後に住所をもう一度確認。

はずすと、ドボン!
冠水した道は歩道と車道の境界線が消え、頼りは己の勘。慎重に歩いていたら、次の瞬間ドボン! 片脚が水没した。しかも冠水した水は、傷口などからレプトスピラ菌に感染するリスクも。笑ってる場合じゃない。できるだけ入らないのが正解だ。

落下物は生きている?
電線を走っていたリスが、目の前にボトッ。バルコニーでは天井のヤモリが肩へポトリ。まさか、こんなものが降ってくるとは。タイは生き物との距離が近いけれど、足元だけじゃない。頭上にも、ちゃんと罠がある。

ラフには、別の罠がある
ナイスショット! のはずがラフへ。ボールを探していると足元にチクッ。痛っ! 犯人は赤アリ。こいつはラフなどにいて、刺されると強く痛むことも。ボール探しに夢中でも足元には要注意。池やバンカーばかりを気にしてられない。

その笑顔、メーター使ってる?
雨の夕方、やっと捕まえたタクシー。「300バーツでどう?」。あれ、メーターじゃないの? 特に雨や渋滞時は要注意。笑顔はありがたい。でも料金は別の話。乗ったらメーターを確認。足元まで見られないようにしよう。

そのお茶、信用して大丈夫?
コンビニでお茶を買う時は「NO SUGAR」の文字を確認するクセがついた。ところがレストランではすっかり油断。運ばれてきたお茶を何の疑いもなくグイ。…甘い!そうだった。お茶だからって、気を抜いてはいけない。

543を足せ!そして引け!
書類の日付が「2569」。未来じゃない、仏暦である。西暦に543を足せば仏暦、引けば西暦。覚え方は「543=こよみ」。我ながらうまい! ところが「まず500引いて、残り43……」。あれ? 結局スマホの電卓へ。引き算を練習した方がよかった。

売ってるからって、吸っていいわけじゃない
街を歩けば目に入る大麻ショップ。「店で買って吸ってもOKでしょ」。そう思ったら大間違い。現在タイでは大麻の合法利用は医療目的に限定されている。興味本位で吸引し、急性中毒で救急搬送される例も多々あるので要注意!

蚊に刺されただけなのに
蚊に刺された。痒い。数日後、高熱と頭痛で病院に行くとデング熱の診断で即入院になった。虫よけスプレーや長袖など、できる対策をしておけばよかったと後悔する。サミティベート病院ではワクチンでの予防も可能だったのに。

赤だったら止まるでしょ
クルマの信号は赤。日本の感覚なら「よし、渡ろう」。と思ったらクルマが。危ない!タイには赤信号でもクルマが左折できる交差点がある。「赤だから大丈夫」と安心はできない。道を渡る時は、左右をしっかり確認。クルマ、けっこう普通に来ます。

インフルエンザ、年中流行ります
インフルエンザといえば、日本では冬の病気というイメージが強い。しかしタイでは年間を通して発生し、雨季と乾季の2回ピークがある。外は30度、体温は40度という悲惨な事態に。

地雷が、あなたを狙っている
タイの歩道には「謎水地雷」が潜んでいる。タイルの隙間に雨水が溜まり、踏んだ途端、ビシャッ!ズボンの裾を泥水が襲う。しかも見た目では地雷の場所がわからない。雨上がりの歩道は一歩一歩が運試し。踏むなよ、絶対踏むなよ。

礼服なのに、なんだか浮いてる
タイ人の結婚式に黒い礼服で出席。ところが会場は華やかな色ばかり。あれ? 俺、浮いてない? タイの結婚式では黒は葬儀を連想させるため避け、明るめの装いを。礼儀正しくしたつもりだったのだが、礼儀を間違えないように。

映画は寒さとの闘い?
外は35度でも、映画館に入ればそこは冬。最初は「涼しくて快適」でも、30分後には腕をさすり、頭の中は「あと何分だ?」。映画どころじゃない。ブランケットを貸す館もあるが、上着の持参が賢明。外に出た瞬間の熱風が、ちょっと嬉しい。

白かったよね、このシャツ
朝、白いワイシャツを手にして気づく。なんとなく黒ずんでいる。新品と並べてみる。…こんなに違った?水質や洗濯槽の状態などで、白物が灰色っぽくくすむことがある。毎日洗っていても、大丈夫とは限らない。

その輪ゴムに罠がある
持ち帰り料理が入ったビニール袋の口を縛った輪ゴムが解けない。引っ張る。回す。また引っ張る。だんだんムキになり、力任せに引いた瞬間、熱い汁がビシャッ! 解けない輪ゴムの罠は、こっちを意地にさせること。熱いうちは触らず、ダメならハサミを使おう。

よりによって、それを食べたのか
ガパオ・ムーサップに緑色の野菜を発見。インゲンだな、とパクリ。次の瞬間、口の中が火事に。インゲンじゃない。青唐辛子だったのだ。水を飲んでも辛い。汗も涙も止まらない。なぜ数ある具の中から、わざわざこいつを選んだのか。

そして、何もかもが止まった
突然、停電。スマホでも見るか。あ、Wi-Fiも死んでる。ならばモバイル通信…って、残量12%。充電しよう。いや、停電だからできないじゃん! エアコンも止まり、残量は11%、10%。頼む、電気より先に俺が切れそうだ。