眼けん下垂

眼けん下垂

“カラダと向きあう”質問箱

Q. 原因は加齢のせいだけでしょうか?

A. 眼けん下垂とは、上まぶたが下がってしまう状態のことを指します。片方の目だけに起こることも、両方の目に起こることもあります。 原因は一つではなく、加齢だけが原因というわけではありません。原因は主にまぶたを持ち上げる筋肉の弱化、 加齢によるまぶたの皮膚のたるみ、眼の筋肉や神経の病気などがあります。このように、眼けん下垂は加齢だけでなく、さまざまな原因によって起こります。

Q.  眼けん下垂と疲れ目は、どのように異なるのでしょうか?

A. 眼けん下垂の原因を見分ける際に重要なのは、まぶたの下がりが常に起きているのか、それとも一日の中で変化するのかを確認することです。朝はまぶたが下がっていないのに、夕方から夜にかけて徐々に下がってくる場合は、眼の筋肉の病気が原因である可能性が高いと考えられます。この場合、朝は正常で、日中の疲労とともに症状が現れるのが特徴です。一方、常にまぶたが下がっている場合は、加齢による筋肉の衰えや、皮膚のたるみが原因であることが多くなります。

Q. 眼けん下垂を放っておくと、他のトラブルにつながることはありますか?

A. 眼けん下垂は多くの場合、基本的に命に関わる病気ではありませんが、稀に脳動脈瘤などによる神経麻痺が原因で急激に下がる場合は緊急を要します。 視野や視力に問題がない場合は、必ずしも治療や手術を行う必要はありません。 しかし、まぶたが下がることで視野が狭くなっている場合や、患者さんご本人が治療を強く希望される場合(美容的な理由を含む)には、治療を検討することも可能です。

Q. まぶたが下がってくると、視力にも影響があるのでしょうか?

症状の感じ方には個人差があり、不便を感じる方もいれば、ほとんど気にならない方もいますが、上の部分の視野がまぶたによって遮られ、見えにくくなることがあります。

Q. 病院では、どのような治療方法があるのでしょうか?

病院では、薬剤を用いた検査や、冷却(アイシング)による検査、筋肉の反応を見る検査などを行い、治療は、基本的に手術が中心となります。視野障害がある場合や、 患者さんが治療を希望される場合に手術を行います。視野に問題がない場合は、手術を行わず経過をみることも可能です。また、自宅でできる簡単なセルフチェックとして、朝に目元の写真を撮り、夕方にも同じように写真を撮って比較する方法があります。その写真を診察時に医師に見せることで、診断の参考になります。

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