タイに来るまでは、健康のことも気遣う意味で、普段から自転車に乗って通勤・行動していました。 バンコクでも自転車通勤はできるのでしょうが、交通事情もあってなかなか難しく、運動不足に陥りがちです。 時々、公園をランニングしたりもしますが、自転車通勤のように持続的な運動に定着していません。
そんな時、思い出したのは大学病院時代の先輩ドクターの言葉です。 「尾﨑、運動しようと思うからでけへんのや。生活の中に運動を取り入れたらええねん。 エレベーターで移動してからジムで足鍛えるんやったら、普段から上り下りするときに階段を使えば、移動して筋肉鍛えて、一石二鳥やろ。」
事実、そのドクターは大学病院の1階から12階までをいつも階段で上っていました。 もちろん、緊急時などはエレベーターを使っていましたが…。
私も、普段からなるべく階段を使うようにしています。 その際、お尻と太もも裏の筋肉を意識しながら、その部分の筋肉を使うイメージで。 最近では、無意識のうちにおしりと太もも裏の筋肉を使って登れるようになり、階段を利用することが習慣化しつつあります。
健康を意識して特別な運動をすることも大切ですが、無意識に習慣化するまで、続けやすい行動(運動)を生活に取り入れることも、選択肢の一つではないでしょうか。