Q.モデルナ製ワクチンの予約金の支払いを終えましたが、帰国をすることになりました。返金はできますか?
A:予約案内時にご案内いたしましたとおり、お支払い後の返金は承っておりません。ただし、ご本人が接種できない場合、第三者へ接種権利を譲渡することが可能です。
Q.モデルナ製ワクチンの接種権利の譲渡は、どのようにして行うのでしょうか?
A: 「譲渡人本人のパスポートコピー」「譲受人のパスポートコピー」「支払い証明書原本」をご用意頂き、シラチャー院日本人相談窓口までお持ちください。なお、「譲渡人のパスポートコピー」には【譲受人の氏名・譲渡の意思表明文・パスポートサイン】を記載し、「譲受人のパスポートコピー」には【譲受人の電話番号・Emailアドレス】を記載してください。弊院より、支払い証明書原本の名義を変更いたします。
Q.モデルナ製ワクチンの接種権利の譲渡手続きは、代理人が行うことは可能ですか?
A: 【譲渡の意思表明文・パスポートサイン】が記載された「パスポートコピー」、「支払い証明書原本」をお持ちいただければ代理人が行うことも可能です。
Q.モデルナ製ワクチンの接種権利の譲渡先は、日本国籍を持たない家族や知人でも可能ですか?
A: 大変申し訳ございませんが、今回の接種登録はより多くの日本人コミュニティにワクチンの接種を行っていただくことを目的としているため、譲受人の国籍も日本国籍のみに限らせていただきます。
Q.モデルナ製ワクチンの譲渡を希望しますが、譲受を希望する日本人の知人がいません。どうしたら良いでしょうか?
A:弊院で6月30日までに登録手続きを行ったものの、未だ予約案内を受けていない方に譲渡することができます。弊院が仲介手続きを行いますので、【譲渡の意思表明文・パスポートサイン】が記載された「パスポートコピー」と「支払い証明書」を持って日本人相談窓口までお越しください。
Q.私は譲渡をされて接種権利を得ましたが、今後、別の方に権利を譲渡することはできるのでしょうか?
A:大変申し訳ございませんが、譲受後の更なる譲渡は行っておりません。
Q.譲渡手続きはいつまで行えますか?
A:現時点では2021年8月末までを予定していますが、タイ政府によるワクチン供給に大幅な遅れが出た場合、この限りではありません。
Q.帰国する予定がありますがタイでアストラゼネカの接種が来週できそうです。スケジュールの関係上、2本目をタイでは打てないのですが1本目を接種してから帰国し、その後別のワクチンを日本でうっても大丈夫でしょうか?それともまったく接種せずに帰国した方が良いでしょうか?サミティヴェート・政府スキームについて、1回目に接種したワクチンと2回目に接種するワクチンの種類は同じ種類になりますか?
A: アストラゼネカの開発国である英国で、アストラゼネカのあとファイザーを接種するCom-Cov studyという調査研究が進行中です。中間報告では、アストラゼネカ2回よりも強い免疫が得られる可能性があるとされていて、医学的・社会的にはこういった異種混合接種をむしろ推奨する動きがあります。1回接種の段階でも感染時の重症化阻止効果はありますので、接種のチャンスがあるのであれば活用されることをお勧めします。上記の研究は28日の接種間隔での結果ですが、並行して84日間、つまり12週間隔での効果も検証されています。
Q.少し前に新型コロナに感染しました。私はアストラゼネカ(モデルナ、ファイザー)を何本打てば良いでしょうか?
A: 感染によってできる抗体の効果はワクチンより低く短いとされています。現時点では2回接種を推奨します。
Q.10日ほど前にアストラゼネカのワクチン1回目を打ちました。ここ数日頭痛が続いています。ワクチンの影響かは全く不明なのですが、血栓が心配です。何かを診療すれば良いですか?受診するまでに薬を飲んでもいいですか?
A: アストラゼネカに特有の有害事象として、脳や内臓の静脈血栓症が知られています。10万~50万に1例 の頻度で起きるということですが、症状の特徴は、重度で持続的な頭痛、視覚の異常、けいれん発作、言語障害など脳卒中を疑う症状、吐き気嘔吐、ひどい腹痛などが、接種後3日目以降4週間までに突然現れるものです。これらの症状があれば緊急事態ですので、一刻も早く救急受診が必要です。ご相談の症状は、症状の程度からすると血栓症とは異なる印象ですが、頭痛薬として、アセトアミノフェン(パラセタモール)を使用してみて、全く効く様子がなければ、神経内科にご相談ください。
Q.コレステロールが高く毎日Crestorを服用しています。アストラゼネカを打っても大丈夫でしょうか。アストラゼネカはコレステロールが高い人は血栓になりやすいと聞いたことがあり心配です。
A: 高コレステロール血症は、動脈硬化から心臓や脳血管の病気を起こしやすいことが知られています。コロナウイルス感染による重症化のリスクでもあります。一方、アストラゼネカによる血栓症は、免疫的に血小板が凝集(血が固まる)してしまうことが原因で、高コレステロール血症を含む既知のリスク因子とは関係なく起きるようです。ということですので、普通に接種頂けますし、薬を内服していても支障はありません。
Q.アストラゼネカを打ったあとに、インフルエンザのワクチン接種は打てますか?打てる場合はどのくらい間隔を空ければいいでしょうか?
A:インフルエンザを含むあらゆるワクチンを2週間目以降に接種可能です。破傷風や狂犬病の緊急接種はそれ以前でも接種してください。
※新型コロナワクチン接種に関するご質問はこちらもご参照ください。
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A