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タイで接種が推奨される予防接種・ワクチン一覧|旅行・駐在・留学前に知っておきたい感染症対策

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必要な予防接種は、渡航先、渡航期間、渡航形態、自身の年齢、健康状態、予防接種歴などによって異なります。事前に渡航先の感染症情報を収集するとともに、それぞれの予防接種について理解した上で、渡航者一人一人が、どの予防接種を受けるかを決める必要があります。

詳しくは渡航先の国の在日大使館や勤務先、入学先、お近くの検疫所などでおたずねください。

状況別 推奨ワクチン一覧

タイ滞在の目的や期間により、推奨されるワクチンは異なります。まずはご自身に近いケースをご確認ください。

滞在目的 推奨ワクチン
旅行・出張 などの短期滞在 インフルエンザ、 (A型肝炎
駐在・留学などの長期滞在 A型肝炎B型肝炎破傷風、 (狂犬病)、 (日本脳炎
ボランティア・トレッキングなど農村部へ滞在 A型肝炎B型肝炎破傷風狂犬病日本脳炎
小児 大人と同様。A型肝炎、狂犬病は日本の定期接種には含まれていないため、
長期滞在予定の場合はかかりつけ医に相談を。



各種ワクチンの接種理由

上でご紹介したワクチンについて、「なぜ接種がすすめられているのか?」その理由や背景をまとめました。

インフルエンザ

全世界で流行しており、渡航先でも感染リスクがあるため。

さらに詳しく ▶ インフルエンザのページを見る

A型肝炎

衛生状態の悪いところでは、生水、氷、生肉、生野菜などにウイルスが付着している可能性があるため。

さらに詳しく ▶ A型肝炎のページを見る

B型肝炎

世界中で流行。B型肝炎患者との性行為や、ウイルスに汚染された医療器具の使用により感染します。
B型肝炎患者から生まれた新生児は、生まれた時点で感染していることがあります。

さらに詳しく ▶ B型肝炎のページを見る

破傷風

世界中の土のなかに存在し、傷口から感染します。
特に、動物の糞便で汚染された土壌が危険とされています。

さらに詳しく ▶ 破傷風のページを見る

狂犬病

アジア・アフリカ地域を中心に世界中で発生。犬や野生動物に引っかかれたり、咬まれたりすることによって感染します。
野生動物と接触する機会の多い場合や、奥地・秘境などへの渡航で、すぐに医療機関にかかることができない場合に特に推奨されます。

さらに詳しく ▶ 狂犬病のページを見る

日本脳炎

アジアで広く流行。蚊によってブタから人に伝播します。
高温多湿な気候で、ブタなどを飼育し、蚊の発生しやすい水田のある地域に多く発生します。

さらに詳しく ▶ 日本脳炎のページを見る

引用:厚生労働省 検疫所 FORTH  

 https://www.forth.go.jp/index.html

 

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監修者情報

成人のワクチン画像

河野 春香 医師 (サミティベート病院スクムビット)

産婦人科専門医。昭和大学病院、昭和大学横浜市北部病院、昭和大学江東豊洲病院にて周産期母子医療センターで勤務。 腹腔鏡による婦人科手術も多数執刀経験あり。2023年6月からタイ駐在に帯同。2児の母として子育てにも奮闘中。


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On-Umar Banpamai, M.D.

On-Umar Banpamai, M.D.(オヌマー バンパマイ)

専門分野 感染症科
言語 英語/タイ語
スケジュール 月曜日:08:30-17:00 火曜日:8:30-17:00 木曜日:08:30-17:00 金曜日:08:30-17:00 土曜日:08:30-16:00

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