お知らせ イベント スクンビット
2024年8月29日、武見敬三厚生労働大臣がサミティベート病院スクンビットを訪問されました。
当院勤務の尾崎医師と武見厚生労働大臣
武見大臣は、サミティベート・BNH病院グループ株式会社チャイラット社長ら病院幹部と懇談した後、病院内を視察しました。
懇談で武見大臣は、「訪日外国人旅行者や在留外国人の増加を背景とした、日本の医療機関における外国人患者の受入れ体制整備について、外国籍の患者を長らく受け入れているサミティベート病院を参考にしたい。」と視察の目的を述べました。
懇談の模様
それに対してチャイラット社長が当院の国籍別患者構成比において全体の4割を占めている外国人、特に日本人に対する当院の医療サービスについて紹介しました。日本の医療機関と提携して医療スタッフの日本での研修を継続していること、日本人医師や日本人看護師を雇用して日本人患者との意思疎通を円滑にし、信頼関係を構築していること、診察室などの院内施設を機能的かつ日本人に親しみやすく作っていることなど、当院独自の取り組みがあげられました。
質疑では日本人患者の属性や、診療費の設定やその支払い方法について情報交換が行なわれました。
チャイラット社長からは、「タイで暮らしている日本人の心身の健康を守るため引き続き努力を続けたい」との決意をお伝えしました。
(右)武見敬三厚生労働大臣
(左)サミティベート株式会社チャイラット社長
院内視察では病棟や外来などを案内して、日本人患者に対して実際にどのように接遇しているのかをご覧いただきました。
院内視察
今回の武見厚生労働大臣の訪問に、病院スタッフ一同大いに鼓舞されました。タイにおける私どもの取り組みが日本で外国籍の患者を受け入れる体制整備の一助になれば非常に嬉しく思います。今後も、より一層きめ細やかな医療ケアを多国籍の方に提供できるよう精進してまいります。
病院スタッフ一同