風邪のような症状があります。どうすれば?
「風邪症状がある」「コロナかもしれない」という方は、まずはご自宅でATK検査をするとその症状が新型コロナによるものかを知ることができ適切な医療につながります。
ATK検査とは?
ATK検査は自己抗原検査(Self-ATK)とも呼ばれます。発熱やせきなどの風邪のような症状が出たときに、このキットを使用すれば自宅で短時間で検査ができます。タイでは薬局やコンビニエンスストアなどで入手できますのでご家庭に常備しておくと安心です。
まずは自宅でATK検査を
- 2024年9月17日現在、サミティベート病院スクムビットでは発熱または呼吸器症状がある方は受診前にATK検査をお願いしています。
- 来院前に自宅でATK検査を実施、「陰性」だった場合にはその検査結果の画像等をお持ちの上、日本人相談窓口にお越しください。内科・耳鼻科等の受診をご案内します。
- 来院前に自宅でATK検査を実施、「陽性」だった方で、病院受診を希望する方は、当院の救急外来(ER)に直接お越しください。事前予約および日本人相談窓口への立ち寄りは不要です。救急外来は24時間診療しています。
- 発熱または呼吸器症状がある方で、来院前にATK検査を実施していない方は、当院のARIクリニック(呼吸器症状特設クリニック)にてATK検査を受検いただきます。
- 例として、腹痛で消化器内科を受診される方で、発熱がある方もATK検査の対象となります。
※救急外来の場所・行き方:
※ATK検査結果の画像例: 検査結果の日付、時刻がわかるように撮影した画像をお持ちください。
ATKで陽性。どうすれば?
- 2022年10月発表のタイ保健省ガイドラインでは、ATKで陽性結果が出た方はその日または発症日から数えて5日間自宅療養(隔離)が推奨されています。症状が改善されたら日常生活に戻りましょう。症状が改善しなければさらに5日間の自宅療養が推奨されています。
- 症状が悪化してきた方は当院の救急外来(ER)を受診し医師の診察、検査、薬処方などを受けると安心です(予約不要)。
- 軽症でも会社や学校などの所属先に医師発行の診断書提出が必要な方は同様に救急外来(ER)の受診が必要です。
濃厚接触者になった
- 現在、タイ保健省のガイドラインでは濃厚接触者の方は隔離の必要はありません。各所属先で規則がある場合はその指示に従ってください。
- 接触した人の陽性がわかったときと5日目にATK検査をして体調に留意してください。
よくあるご質問
ATKで陽性が出ました。薬を処方してもらえますか?
コロナの症状がある方には医師が診察した上で、薬を処方します。ATKで陽性結果が出た方で薬が必要な方は救急外来(ER)の受診をお願いします(予約不要)。
コロナの検査や治療で保険は使えますか?
海外医療保険は加入時の契約により扱いが異なります。病院が代理で確認や交渉を行うことができませんのでご自身で海外医療保険会社や代理店にお問い合わせをお願いします。
サミティベート病院では陽性者の入院はできますか?
現在タイでは基本的にコロナ陽性者は自宅療養となります。その上で、医師が入院が必要な方(下記)を判断し優先的に対応、コロナ隔離病棟に入院していただいています。
症状が重い方、すでに肺炎になっている方、重症化のリスクが高い方(慢性閉塞性肺疾患、高血圧、糖尿病、慢性腎臓疾患、悪性腫瘍、肥満、喫煙など)、妊婦、心臓病や糖尿病、神経疾患などの慢性疾患を抱える小児
コロナ陽性で自宅療養をしていますが症状が悪化してきました。どうすれば?
救急外来(ER)/24時間診療 の再診をご案内しています。予約不要です。
救急外来の場所・行き方