今冬に流行が予測されるインフルエンザに対応する北半球向け4価ワクチンを入荷しました。
昨今流通しているインフルエンザワクチンは、A型株の2種類およびB型株の2種類、計4種類を用いて製造されているため「4価ワクチン」と呼ばれています。
WHOが流行を予測したA型の2株(ビクトリア株・ダーウィン株)とB型の2株(プーケット株・オーストリア株)の計4株が含まれています。
インフルエンザの流行シーズンは南半球と北半球のそれぞれ冬にあたります。タイでは冷房による乾燥や国境を越えた往来が盛んなこともあり通年流行が見られるため、当院では毎年、南半球型を6月、北半球型を10月に入荷し、年一度の接種をお勧めしています。(6か月以上の小児が初めて接種する場合は半用量を1か月間隔で2回接種)
インフルエンザと新型コロナウイルス感染症が重症化する時の症状は、長引く高熱、呼吸障害(=肺炎)でよく似ています。またそのあと、その影響がしばらく体に残ります。
コロナから回復後にインフルエンザ感染、インフルエンザから回復後にコロナ感染が起きると、あたかも基礎疾患がある方が感染した時と同じような状況となり、重症化の危険性が高くなります。また、この数年インフルエンザの流行が世界的にほとんど起こらなかったため、普段の年よりもかかりやすい人が多くなっていると考えられます。
コロナワクチンとの間隔は2週間以上あけてください。
2023年3月までの接種希望者に十分対応できる量を確保しています。
インフルエンザワクチンの接種のための予約は不要です。次項をご覧の上、ご都合の良い時に予約なしで、担当部署の受付にお越しください。
小児、成人ともにワクチン費、医師の診察費、病院使用料を含んで1本990バーツ(通常1,490バーツ)のお得なパッケージを提供しています。このインフルエンザワクチン割引パッケージでは同時に2名以上が同じ部署で接種する場合は2本目から900バーツにさらに割引きされます。
3歳以上~15歳未満 | 15歳以上 | |
受付・接種場所 |
小児科 | 内科 |
日時 | 毎日/8:00~18:00 | 毎日/7:00~20:00 |
予約 | 不要 | 不要 |
費用 | 兄弟・保護者も同時に小児科で接種する場合、1人目990バーツ、2人目以降900バーツです。 | 複数人が同時に接種する場合、1人目990バーツ、2人目以降900バーツです。 |
※この割引は2022年12月31日まで有効
※当日接種できる医師をご案内します。接種のみで、医師による診察は原則ありません。
以上