日本人医療職ボランティア通信#7 新型コロナウイルスの感染経路

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日本人医療職ボランティア通信#7 新型コロナウイルスの感染経路

こんにちは。日本人医療職ボランティア(JMV)です。
前回のボランティア通信から2週間近く経ちましたが、今もなお新型コロナウイルスは私たちの生活に大きく影響を与えていますね。ニュースで新たに陽性者が増えた、陽性の方が亡くなられたなど耳にするたびに、“ほんとうに!ほんとうに‼早く収束しますように”と思いが強くなる今日この頃です😢

前回の記事はコチラから
日本人医療職ボランティア通信#6 新型コロナウイルスについて正しく知ろう


さて今回は、“新型コロナウイルスの感染経路”について、情報をお伝えしていこうと思います。
もうニュースで感染経路ということばを見聞きしている方も多いと思います。感染経路はおもに、「接触」「飛沫」「空気」「昆虫や食物による媒介」という4種類に分けられますが、このうち新型コロナウイルスの人から人への感染経路といえば、どれでしょうか???

はい!「接触」と「飛沫」ですよね~。
今回、昆虫は全く関係ありませんね。「昆虫」を介した感染は、例えばタイでも時々ある蚊によるデング熱などです!
「空気」は違うの?「空気」感染するって聞いたことあるよ!という方もいらっしゃるかも😊。。

病院内では、内視鏡や吸引などの操作によって、「エアロゾル」という非常に小さい粒子にウイルスが含まれる状態を発生させることがあります。それは、飛沫感染の対応では不十分なんですね。N95マスクで口や鼻からの吸入を予防したり、ゴーグルで目への付着を防ぐことが必要です。なので、みなさんがテレビなどで目にするような特別の感染防御のための服を着て対応しているんですね~。

でも、日常生活では、エアロゾルが発生することはないと言われています。
つまり、新型コロナウイルスで注目すべき感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」と言えます。

飛沫感染

くしゃみや咳、会話をする時に鼻水、痰、唾液にウイルスが混ざっているものを飛沫と言います。飛沫の場合、必ず水分に混ざっていて、ウイルスだけ身体から出ることはないんですよね。「水分が混ざっている」ということはすなわち“重い!”という事なんです。なので、ヘーーーークション‼とくしゃみをしても1~2m以上飛ぶことはなくて、床に落ちるかどこかに着地することになります。もし、その距離内に別の誰かがいて、鼻や口、目の粘膜に着地したら…(怖い~💦)

それでウイルスが増えて発症したら…それが飛沫感染、というしくみです、はい。。。

接触感染

感染している人の手にウイルスがついているとします。その手でドアノブなど触ったとします。当然その場所には、ウイルスがつく可能性があります。

そう言えば先日「ウイルスはどこかに付いているとして、どのくらいの間そこにいるの?(‘_’)」というご質問を受けました!
はっきりお答えしたいところではありますが、新型コロナウイルスについてはまだ、不明なんです~。同じコロナウイルスの仲間であれば、20℃程度の室内という条件で、プラスチックに付着したSARSウイルスは6~9日、MERSウイルスは2日以上ついている、という研究結果もあります。インフルエンザは数時間程度と言われているので、コロナウイルスの方が長くついている事になりますね。

そして、別の誰かがウイルスがついているとは知らずに、そのドアノブなどを触ったとします。その後、手を洗うことなく自分の口や鼻、目などに触ると、ウイルスが口や鼻、目について、感染する可能性があります。これが接触感染、というしくみです。

糞口感染

接触感染の1つです。
感染している人の“うんち”にもウイルスが含まれているという報告があります。感染している人がトイレを使って、目に見えないくらいちょっとの“うんち”が便器についているかもしれません。トイレットペーパーで拭いた後に手に“うんち”がついていて、それが、感染した人が触ったドアノブなどに付いているかもしれません。それを、別の誰かが触って、手を十分洗わないで口や鼻を触って、感染するというしくみです。

次号からは、いよいよ「感染対策」について書いていきますよ~♪

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