バンコクでも虫歯にならないように気をつけたいこと

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バンコクでも虫歯にならないように気をつけたいこと

虫歯にならないための食習慣 ~飲食の回数と虫歯の関係~

こんにちは!JMV、日本人医療職ボランティアです。前にも紹介いたしましたが、JMVには様々な医療職が集まっています♪
今回のボランティア通信では、歯科衛生士から「虫歯」についてお話します。

虫歯

だらだら食いをすると虫歯になりやすい?

みなさんは、「だらだら食いをすると虫歯になりやすい」って耳にしたことありますか?
歯の健康を守るために、まず大切なのは毎日の歯みがきですが、食習慣の中でも虫歯のリスクを減らすことができます。それは、飲食の回数と虫歯のリスクが大きく関係しているからです。

私たちのお口の中は何か飲んだり食べたりすることにより急激に酸性化し、 歯の表面からカルシウムやリンが溶け出します。この状態を脱灰といいます。しかし、30~40分経過すると唾液の力によって酸が中和され、 唾液中のカルシウムやリンが再び歯の表面に戻り、歯を修復してくれる状況になります。この状態を再石灰化といいます。

このように、飲食のたびにお口の中では脱灰と再石灰化が繰り返されているのです。そして、虫歯は「脱灰の状態が長く続くこと」で引き起こされます。
下記の図は、こういった脱灰と再石灰化のバランスの変化を表したもので、『ステファンカーブ』といいます。ステファンカーブを知っておくと、歯が虫歯から守られる可能性がUPしますよ☆

こちらのステファンカーブは「間食が少なく規則正しく飲食している状態」。

規則正しい食習慣

一方、こちらの図が「だらだら食いの状態」。

間食が多い食習慣

下の図のように、飲食の回数が多いとお口の中は酸性(脱灰)になっている時間が長くなり、これが虫歯になるきっかけになるのです。大切なのは、「食事回数」「だらだら食いをしないこと」です。
タイ、バンコクでも正しい食生活を心がけて、お口の中を虫歯になりにくい環境にしていきましょう!

ワンポイントアドバイス

甘いおやつがいけないのではなく、だらだら食べてしまうことが虫歯の原因に繋がります。いくつになってもふとした時に甘いものが食べたくなりますよね☆メリハリをもって間食を楽しめばOK!

まとめ

健康な歯はご飯をしっかり噛むことができ、楽しくおいしく食べることに繋がります。ご飯がおいしく食べられることで心も体も健康になります。子どもも大人も、自分の歯を大切にしましょうね!

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